就職活動
こんなコロナとかの流行がない時だったので、わたしの時期の就活は(だったの2.3年前ですが)数社内定もらってその中から選ぶと言った人が多かったのではないか。
そんななかわたしは積極的に営業職を見て回っていた。(ここで自分側の間違い。わたしは人間は好きだが、人間とうまくやってきたことはない)なにも、できると思ったわけじゃなく、挑戦するぞという意気込みだったと思うけど。
何にせよ、この決断がおおきな間違いでした。
そしてちゃんと受けたのは4社ぐらいだった。少ねえ。
今回は、自分のことを知らないまま営業職を選んでしまったこと。ビジョンも持たずに、会社の人事の人を見て会社を選んでしまったことがおおきな問題。
大学の時のバイト先ではやっぱり人間関係が大切と感じたので、人事の人を見るという判断基準は自分なりに考えたものだった。
しかし、このやり方はとってもとっても疲れる。高校、大学も適当に決めていたので、ここでもやり方を決めたものの、見直すことをせず就活を始めて、苦しさから終えてしまった感。
会社なんてどこも一緒と思いたいが、会社によって全然違うという現実。そして、当たり前のようにみんな就職していく空気。
就活を少しでも楽しもうと、逆に興味のある劇場の大道具製作の会社へ2社ほど行った。しかし、見ていたのは営業職だったので、これもなんか大変そうだなと思った。
また、劇場関係では、地方自治体へ劇場を提案し、建設やマネジメントを行う会社も受けてみた。とっても素敵な人たちだったけど、話している時に、「本当は(劇を)やりたいんじゃない?」と言われたりして、うーん。となってしまった。そして、その会社は行政へ文章を書いてやりとりするのため、試験も文章を書くものがあった。
わたしは少しもかけなかった、、、
そんなこんなでそこは落ちた。
大道具会社は結局受けなかったし、演劇に対して中途半端になってしまった。
いきたいところがないのに、何処かには行かなくてはならないという、なんとも気持ちの悪い状態。
職との出会い方がもっと変わればいいのにと思うけど。
一社受かった時点で、もう完全にすこし先の未来を考えることを投げ出してしまった。
ああ、バカな奴。
でも、事務職とか向かないし(細かいことを素早く処理できない)何の技術もない。そもそも、職種ってどのくらいあるの?今でこそこんな具合だから。
自分の非力さを認めるとともに、等身大に見る事ができていなかった。
演劇が楽しくできたのはひとえに周りの人のおかげでした。